ご紹介 「古寺を訪ねる心」 白洲正子

古寺探訪 日本発見 

今日ご紹介するのは、記事の1つです。30年以上前に暁教育図書から出版された大型本「古寺探訪」の中から抜粋してご紹介します。

白洲正子さんは、明治生まれで女子学習院初等科をご卒業後、昭和3年、14歳でアメリカへ留学しています。18歳のときに帰国後、実業家、白洲次郎と結婚します。新婚早々から1人で日本各地を歩き回る行動派の作家。著作も多いです。既に亡くなっています。

「古寺探訪」という本全体としては、全国各地の古寺を紹介しています。今回はその中で、白洲正子さんの「古寺を訪ねる心」という記事がとても興味深いものがありました。

知識なくありのままを受け入れる大切さ

白洲正子 古寺を訪ねる

白洲正子 「古寺を訪ねる心」

記事を通して伝わってくるキーワードは「無心」です。

お寺や仏像を見る前にパンフレットや旅行案内、などで、私たちは情報を先に入れてしまう。頭でっかちになってしまう。
それでは、「じかにものが見れない」というのです。30年以上前に白洲正子が指摘しています。

情報を予め得たほうが、実際の対象となるものを見たときに理解が深まります。私も必ずそうしています。白洲正子はそこを直接否定しているのではなく、解説書などがなかった時代のほうが(無心に入っていくことができるので)「今から考えると幸せだった」と指摘しています。

今では、テレビはもちろんのこと、インターネットで詳細で膨大な情報を予め得ることが可能です。事前に下調べをしない人の方が少ないかもしれません。

「無心に入っていくこと」

白洲正子 「無心に入っていくこと」

 

ものごとを前提知識なく、ありのままに見るということは、今の時代難しいですね。
「知識も大事だけど、それ以上に感覚が大事」白洲正子は言いたかったのではないでしょうか。
とても興味深い記事でした。

最後にちょっとかまんでしょうか。

今回紹介した本「古寺探訪」は写真や資料も多くページ数は140ページ前後ですので読みやすい本です。

2017年8月12日(土)にかまんよ書店本店で行われる、物々交換会にも出品する本なので、ご興味のある方は交換会にぜひ参加してみてください。物々交換会に関する情報はこちらです。

ぶつぶつ言いながら交換してもかまんよ。

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