なんとなく不安だなーと思っている人にぜひ読んでもらいたい本

君たちはどう生きるか

「君たちはどう生きるか」が売れています。

アマゾンで見てみると、岩波文庫の新刊は現在在庫がないようです。
中古市場でも1000円を超え、高騰しています。

著者は吉野源三郎で、岩波書店の常務にまでなられた方です。

「君たちはどう生きるか」がヒットしたきっかけは、マンガだったようです。こちらは、100万部以上超えています。

関連本もベストセラーとなっており、岩波文庫版同様に古本でも新刊と変わらない価格を維持しています。

原書は1935年に書かれ、現在(2018年)からおよそ80年以上も前に書かれたものですが、その内容は時代に関係なく受け入れられます。

・人間は言うまでもなく、人間らしくなくちゃあいけない(岩波文庫版 97ページ目)
・生み出す働きこそ、人間を人間らしくしてくれるのだ(岩波文庫版 140ページ目)

主人公のコペル君は中学1年生です。すでに父親をなくしています。コペル君の母親の弟である叔父さん(おじさん)がその遺志を継いでコペル君の良き理解者、指導者となっています。
本書は1章が30ページ程度の小説となっており、全体としてまとまった物語構成となっており、扱う事柄も歴史や自然科学、経済、道徳と多岐にわたりますが、その素材は主にコペル君の日常で起きた出来事となっているため、平易でとても理解しやすいです。

「人としてどう生きてほしいか」

叔父さんの語る言葉がコペル君だけでなく私たちをも大きく包み込んでくれます。

原書が発行されたのが戦時下ということで、本書の内容も世の中と合わせて先行きが不安な雰囲気を醸し出しており、なんとなく現在と似ています。
この先どうしたらいいか、と思っている人が読むにはピッタリの本です。

中学生だけではなく、大人も読めます。家族で一緒に読んでみて感想を言い合うのもいいかもしれませんね。

鶴見俊輔や丸山真男が絶賛するのもうなずけます。

ぜひ手に取ってみてください。

ではでは。

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