「これまでの人生はこれからの人生に影響を与えない」とアドラーは言っているよ

アドラー

アドラー読んでますか。ブーム、来てますね。

アドラー

こんにちは。高松市のブロガー、ダイ・アオキです。今日もかまんですか。

心理学者のアドラーに関する本はたくさん出ています。アドラー本人が書いた本で翻訳されたものは難解なものもあるため、アドラーに興味が持てなくなる方も出てしまうそうです。そのため出版されて売れている多くの本はその多くは解説本です。ベストセラー「嫌われる勇気」や「幸せになる勇気」もそれらのひとつです。

 

著者である、岸見一郎氏は哲学の研究者であるため、哲学風の対話で内容が書かれています。これを嫌う人もいることでしょう。(私もその一人)

もっとわかりやすいものはないかなー。それも手頃な値段で・・・と探して読んだところ一つご紹介できるものがありました。

NHKテレビテキスト2016年2月号の人生の意味の心理学アドラーです。

 

これは、NHKテレビのテキストで使うものですが、テレビを見なくても読み物として成立しています。著書は岸見一郎氏です。NHKのためだけに作成しており、内容も新しい。2016年版です。テキストは薄く、内容もアドラーの生い立ちはもちろん、アドラーを知る上で必須のエッセンスが含まれています。

・人生を変える逆転の発想ー実践のための心理学

今が変われば過去すらも変わりうる

ここでは岸見先生は、「未来を変えることができると言いましたが、過去すら変えることは可能です。」と言い切ります。

具体的な事例として、幼少の頃、犬に噛まれた記憶をもつ人を持ち出します。

「こんなこと(犬に噛まれたこと)があってから、この世界は危険なところだと考えるようになった。」

この人が経験したなかで、「世の中で危険なこと」は「犬に噛まれたこと」以外にももっとあったはずです。世の中は危険なところと思いたいがために、犬に噛まれた経験を思い出したのだという考えるのがアドラー流の考え方です。少なくとも人との関わりを積極的には持ちたくないという目的があると指摘します。

時を経て、この同じ人の気持ちに変化が現れます。「この世界はそんなに怖いところではない。周りの人も怖い人ばかりではないし、仲間だっている。」と考えるようになりました。すると、彼は忘れていたことをふと思い出すのです。

「犬に噛まれた後、知らないおじさんが現れて、泣いているボクを自転車に乗せて、近くの病院に連れて行ってくれた。」

というのが彼が思い出した記憶の続きでした。すると、

「犬に噛まれた事実」は同じでも、「人に助けてもらった」という記憶が付け加えられることで、全く違った過去のストーリーに激変します。

何が過去を変えたのか。それはこの人の「今(の気持ちや考え方)」が変えたのです。

 

ほかにも

・自分を苦しめているものの正体ー今より優れたいと思うのは、人間の普遍的な欲求である

・対人関係を転換するーすべての悩みは対人関係の悩みである

・「自分」と「他者」を勇気づけるー共同感覚とは何か

など、気になるタイトルばかりです。

是非ご一読ください。読んで5分でハマります。2時間あれば読めます。人間関係で悩んでいる人には一石を投じてくれる一冊です。生きる勇気をもらえます。

最後にちょっとかまんですか。

夜中に読むのはやめましょう。目が冴えて寝られなくなります。

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